07夏

この柱の向こうで誰かが僕を殺す画策中。
ざわめきが「王を殺せ」といっている。
傀儡の王は 邪魔になったら除けるだけ。

それだけ。

でも、
傀儡は聞く 操り手のハナシ
「もう いらぬ」と糸を放す。
処分されるわずかな間に
自由になったこの身体で、『僕』は一体どうしよう?

奥付にしようと思ったけど、雰囲気違いすぎるのでやめた絵。
傀儡はこのあと何をするのでしょうね。