ハート「あなたは祈らないのですか？」
ダイヤ「僕が信じてるのはお客様と商品とお金だけさ」

お題【トランプ擬人】
ダイヤの商人とハートの僧正。

彼はとある王国の最高位の神官。優しく思慮深く慈愛に満ちて、
ついでに容姿も端麗だったりの絵に描いたような神官サマでした。
でもいつも持っている杖がどうみてもモーニングスター。
完全に鈍器で凶器でしたが使っているところを見たことがないせいか、
国民は特に気にせず神官に親しみを敬愛を抱いていました。
ある日王宮内を歩いていると、神官は３人の不信人物に囲まれました。
彼らは神官の命を狙う暗殺者でした。
「神官殿、覚悟！」
踊り来る暗殺者に神官のボディーガードが前に出ようとした瞬間、
神官は杖（鈍器）を振っていました。
あっという間に倒されてしまった暗殺者を見て神官は涙ぐみます。
「どうしてこんなことをするのでしょうか…」
そこに王様が通りかかりました。
神官の幼馴染である王様はもうこんな事態はすっかり慣れっこです。
「ああラピス。神殿の方の報告に来てくれたんだね」
「そうでした、遅くなって申し訳ありません」
何事もなかったかのように話す王様と神官と、医務室経由で牢屋へ運ばれていく暗殺者を交互に見ながら、ボディーガードはそろそろ本気で次の就職先を探そうかと思いました。

お題【暴力神官】
僧侶の刃物＜鈍器思想はよくわかりません。

これもお題【ダーク】
学校で見たアリスのDVDで、兎が自分で腹を縫い閉じるのです；これは腹じゃなく斬傷。

なんかゲームのラスボスみたいな雰囲気。

お題【武器】。
上の神官さん。